“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第41回大会の決勝が29日に行なわれ、 「YAMAHA FACTORY RACING TEAM」が優勝した。「ミスなくしっかりと戦えたことが今大会の勝因」と、吉川和多留監督は語る。
ヤマハ・ファクトリーチームは中須賀克行選手が、前日の転倒による怪我で決勝を走れず、アレックス・ローズ選手とマイケル・ファン・デル・マーク選手の2人で8時間1秒728、199周を走破した。
吉川監督は勝因をいくつかあげる。
「ローズ選手とファン・デル・マーク選手は、レース序盤では、同じスーパーバイク世界選手権を戦うライダーや、ブリティッシュスーパーバイクを戦うライダーたちといいレースをしていた。これで一気に集中力が高まった」
「レースは天候の急変で荒れた展開になった。チームスタッフはサーキット全体を見渡すことは不可能なので、ライダーのポテンシャルを信じて自己判断してもらう部分もあった。これがしっかりと機能した」
「レースを走れなかった中須賀選手が、しっかりローズ選手とファン・デル・マーク選手をサポートしていてくれたことがなによりの勝因だ」
自分が走ることができず、こんなに悔しいことはない。アレックスそしてマイケル…