2017年度国産車の安全性能ランク…1位マツダCX-8、2位同CX-5、3位トヨタC-HR[新聞ウォッチ]

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  • モリタの準中型免許対応消防車

気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2018年6月1日付

●佐川氏ら全38人不起訴、森友問題、大阪地検、改ざん・背任容疑(読売・1面)

●W杯23人決定(読売・1面)

●トヨタ創業地公開へ、昭和初期の試作工場、初の量産車開発(読売・8面)

●中西経団連始動、存在感向上へ正念場「政治と協調」路線は継承(読売・9面)

●自動車強国国策で加速、中国発EVバトル、新興メーカー続々設立(朝日・9面)

●マツダCX-8「安全最高」17年度国産車、事故対策機構が評価(朝日・11面)

●消防ポンプ車、普通免許に対応、モリタ(産経・12面)

●ホンダ20万台リコール、ブレーキ不具合、物損2件(東京・6面)

●日野のトラック2.7万台リコール、スペアタイヤ脱落恐れ(東京・6面)

●コマツ元社長安崎氏死去、生前葬で感謝伝える(日経・16面)

●GM系に2400億円出資、ソフトバンク系ファンド自動運転で(日経・16面)

●AT小型二輪教習2日に短縮、警察庁、来月施行へ(日経・38面)

ひとくちコメント

カーオブザイヤーをはじめ、クルマに贈られる賞はいろいろあるが、悲惨な事故にもつながる安全性能について優れているとの評価を受けるのは、新型車開発の担当者にとっても感慨深いものがあるのではないだろうか。

独立行政法人の自動車事故対策機構が評価した2017年度に販売した国産車のうち、安全性能が最も高いのはマツダの『CX-8』という結果が発表になり、きょうの朝日が「マツダCX-8『安全最高』」とのタイトルで報じている。

マツダCX-5
それによると、衝突安全と予防安全の両分野でマツダのCX-8がともに最高点を獲得し、安全性能に優れている車種に贈られる「ファイブスター賞」を受賞したという。

また、衝突安全の評価で2位もマツダの『CX-5』で、3位はトヨタ自動車の『C-HR』、4位はホンダの『N-BOX』、5位がトヨタの『ジャパンタクシー』と続いている。

ホンダ・フリード+
ちなみに、この安全性能の評価についての記事を取り上げたのは、きょうの6紙のうち朝日1紙のみ。自動車関連では各紙とも「ホンダ20万台リコール」を掲載。ブレーキの不具合で制動距離が長くなる恐れがあるとして、『ステップワゴン』、『フリード』、『フリード+』の3車種計20万9060台(2015年4月~18年2月製造)をリコール(回収・無償修理)すると国土交通省に届け出たそうだ。

《福田俊之》

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