すでに派生モデルを計画…ポルシェ初の量産EV、ミッションE

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ポルシェ・ミッションE
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ポルシェは12月11日、同社初の量産EV、『ミッションE』に派生モデルを計画していると発表した。

ミッションEはポルシェの歴史において、初の量産EVスポーツカーとして、2019年から生産を開始する予定。バッテリーはリチウムイオンで、1回の充電で最大500km以上を走行できる。およそ80%の容量なら、バッテリーの充電は約15分で済む。

モーターは、最大出力600hp以上を発生。このパワーが4輪に伝達される4WDとなる。ルマン24時間レースを制した『919ハイブリッド』の技術を応用した「PMSM」は、2個のモーターを搭載。ポルシェのトルクベクタリングにより、4輪に最適な駆動力を配分する。この結果、ミッションEは、0~100km/h加速3.5秒以下、0~200km/h加速12秒以下と、ポルシェのEVスポーツカーに相応しい性能を発揮する。

ポルシェは今回、このミッションEに派生モデルを計画していると発表。ポルシェによると、どのセグメントに派生EVを追加するべきか、調査しているという。なお、ポルシェは、長期的な未来のためのEVのアーキテクチャに関して、アウディと協力していく、としている。

《森脇稔》

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