ホンダ系のアクセサリーパーツメーカー、ホンダアクセスが米国において、新たなルーフ形状に関する特許を申請していたことが分かった。公開されているイラストは、S660のデタッチャブルトップへの採用が想定されている。
これは、米国USPTO(特許商標庁)が公式サイトで明らかにしているもの。ホンダアクセスから申請を受けた「タルガトップルーフ構造」に関する特許の内容を公開している。
タルガトップは、オープンカーのひとつの形態で、頭上のルーフパネル部分のみを外せるようにしたもの。ホンダ車としては過去に、初代『NSX』や『CR-Zデルソル』に採用された例があり、現行の軽2シータースポーツ『S660』もそうだ。
今回、ホンダが米国で特許を申請したタルガトップルーフは、電動スライド&手動脱着方式というのが特徴。ボタン操作ひとつで、キャンバストップがオープンとクローズ状態が簡単に切り替えられる。また、サーキット走行などでは、フレームごと手動で取り外して車両重量を軽量化することが可能。