鉄道の運休区間、九州北部豪雨で約30km増 7月末

鉄道 企業動向
7月末時点の運休区間。九州北部豪雨の影響で運休距離が約30km増えた。
  • 7月末時点の運休区間。九州北部豪雨の影響で運休距離が約30km増えた。
  • 日田彦山線は63カ所で被害が確認された。復旧時期のめどは立っていない。
  • 橋脚が倒壊した久大本線の花月川橋りょう。JR九州は2018年夏をめどに復旧に取り組む考えを示した。

事故・災害による鉄道路線の長期運休区間は、7月末時点で488.2kmだった。九州北部豪雨の影響で日田彦山線と久大本線の一部が不通に。運休距離は31.6km増えた。

日田彦山線は添田(福岡県添田町)~夜明(大分県日田市)間の63カ所で、土砂流入など大きな被害が確認されている。バスによる代行輸送は、久大本線への乗り入れ区間を含む大行司~日田間で実施。添田~大行司間は代行輸送が行われていない。

久大本線は光岡~日田間(日田市)にある花月川橋りょうが倒壊し、同区間でバスによる代行輸送が行われている。JR九州は2018年夏頃をめどに復旧させる方針を示している。

このほか、東日本大震災の影響で運休中の区間のうち、常磐線竜田~富岡間が10月21日に再開することが決まった。

《草町義和》

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