ホンダは1月20日、旧型『フィット』など2車種のピストンおよびピストンリングの保証期間を延長すると発表した。今回の対応は、該当車種のオイル消費量が増えることがあることを受けたもの。中低速走行から停止直前までブレーキを踏まずに減速するような運転など、オイル劣化に不利な運転条件下での使用頻度が多い場合、オイル劣化によりデポジットが発生する。このデポジットがオイルリング周辺に滞留し、オイル戻し穴が詰まることがあり、これによりオイルリングのシール不良となり、結果、オイル消費量が増えることがある。デポジットとは、エンジン燃焼室内での、燃料やエンジンオイルなどの燃焼により生成される酸化物や炭化物を指す。このような現象が発生した場合、ピストンおよびピストンリングの保証期間を延長する。もともとの保証期間は、新車を登録した日から5年間、その期間内でも走行距離が10万kmまで。これを、新車を登録した日から9年以内へ、延長する。対象となるのは、2世代目フィット(DBA-GE6型)と同ハイブリッド(DAA-GP1型)、『インサイト』(DAA-ZE2型)の一部。ホンダは、「販売店での点検結果、該当する場合は、専用のピストンリングクリーナーでエンジン内部を洗浄。また、洗浄後に再度事象が発生し、販売店での点検結果、該当する場合は、ピストン及びピストンリングを対策品と交換する」と説明している。
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