JR西日本、近畿圏のICカードエリアを拡大…草津線全線に導入へ

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近畿圏のICOCAエリア。2018年春から草津線の貴生川~柘植間(赤)でも利用できるようになる。
  • 近畿圏のICOCAエリア。2018年春から草津線の貴生川~柘植間(赤)でも利用できるようになる。
  • JR西日本のICカード「ICOCA」。

JR西日本の近畿統括本部は8月1日、草津線の貴生川(滋賀県甲賀市)~柘植(三重県伊賀市)間に同社のICカード「ICOCA」を導入すると発表した。

草津線は、東海道本線の草津駅(滋賀県草津市)と関西本線の柘植駅を結ぶJR西日本の鉄道路線。現在は草津~貴生川間のみICOCAが導入されている。

発表によると、貴生川~柘植間にもICOCAを導入し、近畿圏におけるICOCAのサービスエリアを拡大。甲南・寺庄・甲賀・油日・柘植各駅で、ICOCAをはじめとした交通系ICカードを利用できるようにする。

サービス開始は2018年春の予定。これにより、滋賀県内にあるJR西日本の全ての駅で、交通系ICカードが利用できるようになるという。

《草町義和》

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