JR西日本、明日から呉線の運転を全線再開

鉄道 企業動向
斜面に亀裂が発生した呉線の復旧作業の様子。7月15日の初発から運転を再開する。
  • 斜面に亀裂が発生した呉線の復旧作業の様子。7月15日の初発から運転を再開する。
  • 7月15日の初発から運転が再開されるが、当面は被災地点で徐行運転が行われる。
  • 7月15日の初発から運転が再開されるが、当面は被災地点で徐行運転が行われる。

運転の見合わせが続いている呉線の三原(広島県三原市)~忠海(竹原市)間17.2kmについて、JR西日本は7月13日、同区間の運転を7月15日に再開すると発表した。

呉線は三原~呉(呉市)~海田市(海田町)間87.0kmを結ぶ鉄道路線。6月22日夜からの広島県を中心とした大雨の影響により、三原市内の安芸幸崎駅から約800m須波駅寄りで斜面の亀裂が発生した。このためJR西日本は6月27日から、被災地点を含む三原~忠海間で列車の運転を見合わせ、バスによる代行輸送を行っている。

JR西日本の発表によると、応急工事がこのほど終了したことから、7月15日の初発に運転を再開する。被災地点の近くでは当面の間、徐行運転を行うという。これに伴い、代行バスの運転は7月14日限りで終了する。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集