アウディ S3 カブリオレ に改良新型…2.0ターボは310馬力に強化

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アウディ S3 カブリオレ 改良新型
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ドイツの高級車メーカー、アウディは、改良新型『S3カブリオレ』を欧州で発表した。

現行S3カブリオレは2014年3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー14で初公開。2013年9月、フランクフルトモーターショー13でデビューした『A3カブリオレ』の頂点に位置する高性能グレードが、S3カブリオレとなる。

今回、欧州で発表されたのは、現行S3カブリオレにとって、初の大幅改良が施されたモデル。改良の内容は、同時発表された『A3』シリーズに準じる。

外観はフロントを中心にフェイスリフト。六角形が強調された新グリルをはじめ、ヘッドライト、バンパーが新デザインとなり、イメージを一新。ヘッドライトは、キセノンプラスが標準。リアは、テールランプやバンパーが新しい。内装は、ステアリングホイールが3本スポークの新デザインとなり、MMI(マルチ・メディア・インターフェイス)も最新版を装備した。

パワートレインは、3ドアの『S3』、5ドアの『S3スポーツバック』、4ドアセダンの『S3セダン』と共通。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ、「2.0TFSI」エンジンは、今回の改良でさらに出力を引き上げた。

欧州仕様の場合、最大出力は300hpから310hpへ、最大トルクは38.8kgmから40.8kgmへ、10hp、2kgm向上。最大トルクは、2000-5400rpmの幅広い領域で発生し続ける特性。また、改良新型モデルには、S3専用のESCとマルチプレートクラッチを採用している。

《森脇稔》

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