トヨタ自動車は4月25日、中国で開幕する北京モーターショー16において、『FCVプラス』を中国初公開する。FCVプラスは2015年秋、東京モーターショー15でワールドプレミア。同車は、『MIRAI』を市販したトヨタが、将来の燃料電池自動車の方向性を提案したコンセプトカー。水素エネルギーが普及したサステイナブルな社会を想定。燃料電池自動車(FCV)は、単に移動するためにエネルギーを消費するだけではなく、社会に分散する電源にもなる新たな役割を担う。FCVプラスはまず、水素から電気を作ることが可能。さらに、作った電気を社会に供給。そして、発電を未来に続けていく。FCスタックはフロントタイヤ間に、水素タンクはリアシート後方に搭載。4輪インホイールモーターを採用し、コンパクトなボディサイズに広い室内空間を実現した。また、機能部品を車両の前後に集約する次世代FCVパッケージにより、最適な重量バランスと広大な視界を創出している。
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