横浜ゴムは3月30日、2014年のモータースポーツ活動計画を発表した。
2006年からオフィシャルタイヤサプライヤーを務める世界ツーリングカー選手権(WTCC)では、ADVANレーシングタイヤを供給。2014年に車両レギュレーションが変更され、エンジンパワーの増大などによる高速化に伴い、タイヤも総幅、外径、内径がより大きくなり、タイヤサイズが250/660R18となった。日本ラウンドは9月にツインリンクもてぎで開催される。
2016年からは、全日本スーパーフォーミュラへADVANレーシングタイヤのワンメイク供給を開始する。供給タイヤはドライ用のレーシングスリック「ADVAN A005」とウェット用の「ADVAN A006」。横浜ゴムは1996年にフォーミュラ・ニッポンに参戦。同レースは翌1997年から他社製タイヤのワンメイクレースとなっていたが、今回およそ20年ぶりに国内トップフォーミュラへ復帰することとなった。
SUPER GTシリーズでは、GT500クラスで「KONDO RACING」の『NISSAN GT-R』と「LEXUS TEAM WedsSport BANDOH」の『LEXUS RC F』を引き続きサポートする。
オフィシャルサプライヤーとして7年目を迎えるスーパー耐久シリーズは、バラエティ豊かなマシンに合わせて15インチから19インチまで幅広いサイズラインアップを揃え、ドライ用のレーシングスリック「ADVAN A005」とウェット用「ADVAN A006」を供給している。