川崎重工業は、同社が開発したハイパフォーマンススポーツモデル『Ninja H2』がプロダクト部門で「iFデザインアワード2016」を受賞したと発表した。
iF デザインアワードは、ドイツ・ハノーファーを拠点とするデザイン振興を目的とした国際的組織「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー(iF)」が1953年から主催しているデザイン賞。毎年、全世界の工業製品等を対象に優れたデザインが選定されている。
今回の受賞について、同社モーターサイクル&エンジンカンパニー技術本部デザイン部長の福本圭志氏は「Ninja H2は、すべてにおいて妥協を許さず機能を最大限引き出すという、プロダクトデザインの真髄を極限まで追及したモデル。そのデザインを量産まで持っていくには設計・実験・生産技術など、あらゆる部門の力を結集しないとモノにはならない。今後も開発者一同で力を合わせ、デザイン力でカワサキブランドを強力にアピールしていく」とコメントしている。