ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は1月26日、BMW『318i』などのエアバッグ装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
今回のリコールは、国内外で拡大する、タカタ製助手席エアバッグの不具合によるもの。BMWは7月16日、先々代『3シリーズ』(E46型)に関して、全世界でおよそ160万台を追加リコール(回収・無償修理)すると発表していた。
対象となるのはBMW『316ti』『318ti』『318i』『318iツーリング』『318Ci』『320i』『325i』『325iツーリング』『330i』『330Xi』『330Ci』『330Ciカブリオレ』『M3』『M3 CSL』『525i』『525iツーリング』『530i』『530iツーリング』『540i』『M5』『X5』『X5 3.0』『X5 4.4』『X5 4.6is』の24車種で、2002年1月2日~2006年8月18日に製造された5万8043台。
運転席用エアバッグのインフレータ(膨張装置)において、エアバッグ展開時にインフレーター容器が破損して構成部品が飛散し、乗員が負傷するおそれがある。
全車両、エアバッグインフレーターを対策品に交換する。
不具合および事故は発生していない。ドイツ本社からの情報により発見した。