マクラーレンは12月4日、インテックス大阪で開幕した大阪モーターショーに、マクラーレンの最新モデル2台を出展した。今回のブースは、正規ディーラーであるマクラーレン大阪を運営する八光カーグループの主導で出展されたもの。展示されたのは、最新モデルの『650S スパイダー』と『570S クーペ』の2台だ。同社は11月にマクラーレン名古屋もオープンしており、先に開催された名古屋モーターショーでも、この2台を出展している。ただし名古屋に出展された650S スパイダーはオレンジだったが、今回の車両はワインレッドだった。650S スパイダーは、マクラーレンがいうところの「スーパーシリーズ」に属するモデル。サーキットと公道、どちらも楽しめるように開発されたシリーズだ。その名の通り最高出力650ps、最大トルク678Nmを発揮する3.8リットルV8ツインターボと7速デュアルクラッチ式ギアボックスを搭載。カーボンモノコックセルに前後アルミ製ストラクチャーのボディを持ち、車重はわずか1341kg。0-100km/h加速3.0秒、0-200km/h加速8.6秒、0-300km/h加速26.5秒、最高速度329km/hと、スーパースポーツの中でもトップレベルのパフォーマンスを誇る。そして減速時に空気抵抗を利用するエアブレーキも装備する。車両本体価格は3443万円で、展示車はオプション込みで3867万6250円。一方、570S クーペは新しく始まった「スポーツシリーズ」に属するニューモデル。こちらは、どちらかと言えば公道を主眼にしたシリーズだ。エンジンは650S同様の3.8リットルV8ツインターボながら、最高出力は570ps、最大トルクは600Nmに抑えられる。それでも0-100km/h加速3.2秒、0-200km/h加速9.5秒、最高速度328km/hと、パフォーマンスは極めて高い。車両本体価格は2556万円だが、展示車のプライスカードにはカーボンエクステリアパックなどのオプション込みで3448万8800円とあった。
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