米国の自動車大手、FCA US(旧クライスラーグループ)は11月3日、米国ラスベガスで開幕するSEMAショー15において、MOPARブランドのカスタマイズカー20台を初公開すると発表した。SEMAショーは毎年秋、米国ラスベガスで開催されるチューニングカー&カスタマイズカーの一大イベント。日本のオートサロンとドイツのエッセンショーと並んで、世界三大チューニングカーショーと呼ばれる。MOPARは、クライスラーの純正用品のブランド名。クライスラーは1928年、ダッジを買収し傘下に収めるが、その翌年の1929年、純正パーツを取り扱うクライスラー・モーターパーツ・コーポレーションを設立した。同社は1937年からブランド名としてMOPARを使用。現在、MOPARブランドの純正パーツは50万点以上を数え、世界130を超える市場で販売されている。SEMAショー15では、MOPARブランドが一挙20台のカスタマイズカーを初公開する計画。FCA USの全ブランド、クライスラー、ジープ、ダッジ、ラム、そして、フィアットの各車に、MOPARのカスタマイズを提案する。MOPARブランドは、カスタマイズカーの予告スケッチを配信。その詳細は公表されていないが、クライスラー『300』、フィアット『500X』、ラム『1500レベル』、ダッジ『チャレンジャー』などに、カスタマイズを施すことを示唆している。
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