【東京モーターショー15】アドヴィックス、新世代電子制御ブレーキを開発…新型プリウスに採用

自動車 ニューモデル モーターショー
左:アクティブ・ハイドロブースター、右:パワーサプライ
  • 左:アクティブ・ハイドロブースター、右:パワーサプライ
  • トヨタ プリウス(東京モーターショー15)

アドヴィックスは、新世代の電子制御ブレーキシステムを開発したと発表した。新開発品は、トヨタ自動車の新型『プリウス』に採用された。

電子制御ブレーキシステムは、ハイブリッド車などで、油圧ブレーキ力とモーターによる回生ブレーキ力を協調させながら、減速時運動エネルギー回収を最も効率良く行うよう制御するシステム。

今回開発した電子制御ブレーキシステムは、従来のシステムと比べて油圧応答性を向上することで、滑らかなブレーキフィーリングとエネルギー回収領域の拡大を実現し、燃費向上にも貢献する。

また、将来の高度な運転支援制御にも対応可能な機能拡張性を持つ。新製品は、第44回東京モーターショー2015に展示している。

同社の電子制御ブレーキシステムは、1997年に発売した初代プリウス以来、トヨタのハイブリッド車、燃料電池車に採用されている。

《レスポンス編集部》

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