スマートドライブは12月2日、自動車販売・整備のプロフェッショナルに向けたサービスシリーズ「SmartDrive ProAuto」を発表した。
同社はこれまで、業務で車両を利用する企業向けにクラウド型車両管理システム「SmartDrive Fleet」を2000社以上に提供してきた実績を持つ。自社開発の「Mobility Data Platform」を活かした事業開発の取り組みを様々な企業と共に進めてきた。
そこで培った技術と知見を活かし、自動車販売・整備の「プロフェッショナル」が直面する課題を解決するために、より専門的な業務に特化した新たなソリューションサービスを提供していく。本シリーズでは特に、自動車販売・整備・レンタカー・オートリース事業者を対象としたサービスを展開し、各業界の発展に貢献する。
また、先日同社との資本業務提携を発表したインターゾーンでは、自動車販売・整備業向けにクラウド型CRM「gnote」を7000店舗以上に提供している他、車検・点検の入庫率向上や車両の代替提案含む機会の創出に繋がるコールセンター業務をBPOサービス化し提供している。同販売チャネルへのサービス展開および「SmartDrive ProAuto」へのインターゾーン提供サービスのラインナップ追加も推進していく。
シリーズ第一弾サービスとして、ブレーキシステム分野のリーディングカンパニーであるアドヴィックスが持つ解析技術を応用した「BRAKEPAD SCAN powered by ADVICS」の提供を開始する。
専用ハンディカメラによる画像診断でブレーキパッド残量などを「見える化」し、カーオーナー向けに客観的なエビデンスに基づくレポートを提供できるサービスだ。
整備工場やガソリンスタンドなどにおいて、車検などの事前の見積もりや点検における作業時間の短縮と、ブレーキパッドの正確な交換提案による売上機会の向上を実現し、業務負荷の軽減と利益の最大化を両立することが可能となる。
同社は「SmartDrive ProAuto」を通じて、今後も自動車販売・整備のプロフェッショナルからの現場の課題感や意見を取り入れながら、専門領域に特化したソリューションを順次拡大していく予定だ。業界を代表するようなパートナー企業との連携や同社グループ会社との事業シナジーをより強固な成長ドライバーとして、「移動の進化を後押しする」というビジョンのもと、業界全体の発展に貢献できるよう取り組んでいく。



