2015年のF1第15戦ロシアGP、公式予選はニコ・ロズベルグ(メルセデス)が鈴鹿に続き2戦連続のポールポジションを獲得した。前日の金曜フリー走行はオイル漏れによるスタートディレイに加え、午後は雨のため各車がしっかりとした走り込みが出来なかった。予選日は晴天に恵まれたが、フリー走行3回目でカルロス・サインツJr(トロ・ロッソ)がターン12で大クラッシュ。スポンジバリアで止まりきらずガードレールを押し倒すほどのインパクトだった。サインツJrはメディカルチームが救出されメディカルセンターに向かったが幸い怪我はなかった。しかし、ガードレールの修復必要となり、そのままフリー走行は終了。各車ほぼぶっつけ本番の状態で予選に臨むことになった。Q1から速さをみせたのはメルセデス勢。特にQ2ではライバルが1分38秒台を出すのがやっとのところをロズベルグが1分37秒500、ルイス・ハミルトンも1分37秒672をマーク。Q3でも2人によるポールポジション争いとなりロズベルグが0.3秒チームメイトを圧倒し通算18回目のポールポジションを獲得した。2番手にはハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)が続いた。マクラーレン・ホンダ勢はフェルナンド・アロンソにアップグレード版のエンジンを用意するもQ2進出を逃し16番手、ジェンソン・バトンは13番手で予選を終えた。2015 F1ロシアGP 公式予選結果1.ニコ・ロズベルグ(メルセデス)1分37秒1132.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分37秒4333.バルテリ・ボッタス(ウイリアムズ)1分37秒9124.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分37秒9655.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分38秒3486.ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)1分38秒6597.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分38秒6918.ロマン・グロージャン(ロータス)1分38秒7879.マックス・フェルスタッペン(トロ・ロッソ)1分38秒92410.ダニエル・リチャルド(レッドブル)1分39秒728・・13.ジェンソン・バトン(マクラーレン)16.フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)