JR西日本、「鉄道の日」フリー切符のエリア拡大…金沢~糸魚川の三セク線追加

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IRいしかわ鉄道線は当初の発表では一部区間の通過利用のみとしていたが、エリア変更で全線自由に乗り降りできるようになる。写真は金沢駅で発車を待つIRいしかわ鉄道の普通列車(右)。
  • IRいしかわ鉄道線は当初の発表では一部区間の通過利用のみとしていたが、エリア変更で全線自由に乗り降りできるようになる。写真は金沢駅で発車を待つIRいしかわ鉄道の普通列車(右)。
  • あいの風とやま鉄道線もIRいしかわ鉄道線と同様、全線自由に乗り降りできるようになる。
  • えちごトキめき鉄道は日本海ひすいラインの市振~糸魚川間のみ利用できる。写真の直江津駅までは利用できない。

JR西日本は9月17日、「鉄道の日記念 JR西日本一日乗り放題きっぷ」の利用可能エリアを変更すると発表した。今年3月の北陸新幹線延伸開業にあわせて第三セクター化された旧・北陸本線のうち、金沢~糸魚川間を利用できるようにする。

「乗り放題」は、10月14日「鉄道の日」を記念して発売されるフリー切符。9月19日から10月18日まで発売し、10月3日から18日までの期間中、指定された路線や列車に限り、1日だけ自由に乗り降りできる。

JR西日本は当初、自由に乗り降りできる路線・列車を「JR西日本全線の普通列車普通車自由席及びJR西日本宮島フェリー」とし、さらに旧・北陸本線のうち、IRいしかわ鉄道線の金沢~津幡間とあいの風とやま鉄道線の高岡~富山間も、通過利用に限り乗車できる特例を設けることにしていた。

しかし、JR西日本は「北陸エリアをよりご利用いただきやすくするため」として、利用可能エリアを変更。新たにIRいしかわ鉄道線の金沢~倶利伽羅間、あいの風とやま鉄道線の倶利伽羅~市振間、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの市振~糸魚川間を加えることにした。利用できる列車は、いずれも普通列車の普通車自由席になる。発売額(大人3000円・子供1500円)などは変更しない。

《草町義和》

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