あいの風とトキ鉄の観光列車が相互乗入れ…市振駅と黒部駅では並んで停車 8月21・29日

JR西日本から譲り受けた413系近郊型電車を改造し、2019年4月にデビューした『一万三千尺物語』。「一万三千尺」は富山県の高低差(約4000m)を尺貫法で表したもので、車内で富山県の食材を使った食事を楽しめるダイニング列車となっている。
  • JR西日本から譲り受けた413系近郊型電車を改造し、2019年4月にデビューした『一万三千尺物語』。「一万三千尺」は富山県の高低差(約4000m)を尺貫法で表したもので、車内で富山県の食材を使った食事を楽しめるダイニング列車となっている。
  • えちごトキめき鉄道の観光列車『えちごトキめきリゾート雪月花』のET122系1000番台。あいの風とやま鉄道の魚津まで乗り入れる。

富山県のあいの風とやま鉄道(あいの風)は6月22日、新潟県のえちごトキめき鉄道(トキ鉄)と観光列車の相互乗入れを8月21・29日に実施すると発表した。

あいの風は『一万三千尺物語』、トキ鉄は『えちごトキめきリゾート雪月花』(雪月花)が乗り入れ、双方とも初の本格的な他社線への乗入れとなる。

時刻は、『一万三千尺物語』が富山11時発~糸魚川12時30分着・14時15分発~富山15時58分着。

『えちごトキめきリゾート雪月花』が直江津10時28分発~糸魚川11時19分着・11時30分発~市振(いちぶり)11時51分着・12時5分発~魚津13時5分着(たてやまコース)、魚津14時33分発~黒部15時5分着・15時13分発~市振15時40分着・15時45分発~直江津16時39分着(ひすいコース)。

なお、『えちごトキめきリゾート雪月花』は、たてやまコースの市振駅(新潟県糸魚川市)と、ひすいコースの黒部駅(富山県黒部市)で、『一万三千尺物語』と並んで停車する。

双方ともツアー列車として運行され、旅行代金は『一万三千尺物語』(定員30人)が往復大人1万5000円・子供8000円、『えちごトキめきリゾート雪月花』が片道2万2800円(大人・子供同額)。

申込みは6月28日から各社の予約センターまたはトキ鉄のウェブサイトで受け付ける(予約センターは、トキ鉄が9時から、あいの風が10時から)。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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