アウディ A4 新型はこうして市販車に近づいた…スクープ写真で振り返る[写真蔵]

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アウディ A4 開発テスト車両の変遷をスクープ写真で見る
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  • アウディ A4 開発テスト車両(2014年5月時点)
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  • アウディ A4 開発テスト車両(2014年10月時点)
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スクープチーム『Spyder7』が追い続けた、アウディ『A4』次世代モデルが2015年6月29日、フランクフルトモーターショーを待たずして画像のみ先行公開された。それはSpyder7が最後のスパイショットを公開してから僅か4日後のことだった。

今回は新型A4公開を記念して、これまで捕捉したA4スパイショットの遍歴を振り返ってみる。

まずは2014年5月。世界で初めて、A4プロトタイプを捕捉。黒いボディで登場した試作車は現行モデルのミュールだが、ボンネットが膨らみ、その下に次世代テクノロジーが隠されている事を想像させた。今思えばデュアルエキゾーストパイプが新型とマッチしている。ミュールでも何かしらヒントがあるものだ。

2014年10月。次世代モデル初捕捉から5か月、二度目の捕捉であるがこの試作車は5か月前と全く同じボディで変化は見られなかった。

2014年11月。初めて“本物ボディ”で現れ話題に。カモフラージュが重いようだが、よく見ればヘッドライトやリアコンビランプが薄っすらと見え、初期プロトにしては中々のサービス振りだった。

2015年2月。2015年に入りテストも本格化、ここからは徐々にカモフラージュを脱いでいく。初めてマトリクスLEDが点灯、シャープなデイライトのデザインが明らかになる。

2015年4月。前回見えていたフロントバンパーのエアインテークが塞がれ、見えなくなってしまった。その変わりにヘッドライト上部に初めてウィンカーが光り、下部には4連LEDの配置が発覚。

2015年5月。ここからは次世代モデルのヒントが一挙に加速。公開が近い事を予感させた。暗闇に現れた次世代プロトタイプは、ヘッドライトに若干の擬装があるものの、リアコンビランプはすでに完全露出状態。俯瞰から初めてインパネも捕捉。デザインが新しくなっているのが分かる。

2015年6月。日中にほぼフルヌード状態で登場。ヘッドライト、リアコンビランプのアウトラインやエアインテークなどを確認も出来て話題に。

2015年6月25日。前回のフルヌードで最後かと思いきや、しぶとく続報が入る。今度はインパネに迫り、ドアがオープンするも何故か擬装が重くなっている!? 異なる場所で同時に擬装の違う別のプロトタイプが走っているため、このような事もまれにある。

そして2015年6月29日、アウディは新型A4を公式に発表。現在は画像のみ公開されている。新型A4はボディサイズを大幅に拡大しながらも、軽量化技術「アウディ・ウルトラ」の採用により先代比で約120kg軽くなったほか、新開発の2リットルエンジン搭載などにより環境性能を大幅に高めたのが特徴だ。

一年以上追い続けたアウディA4新型、実車のお披露目はフランクフルトモーターショーが有力だ。日本市場への投入も待たれる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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