ホンダ、中国で74万台リコール…タカタ製エアバッグの不具合

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ホンダの中国合弁、広汽ホンダは7月27日、エアバッグの不具合により、中国国内でおよそ74万台をリコール(回収・無償修理)すると発表した。

今回のリコールは、ホンダが7月9日、日本国内で発表したもの。タカタ製エアバッグのインフレータの不具合が原因。

特定タイプの運転席エアバッグのインフレータにおいて、市場回収品を調査した結果、ガス発生剤の密度にばらつきが大きいものを確認。このため、原因は判明していないが、エアバッグが正常に展開しない恐れがあるため、予防的措置として、インフレータを新品に交換するという内容。

今回、このリコールが中国にも波及。中国では、ホンダと広州汽車の中国合弁、広汽ホンダのおよそ74万台が対象となる。

中国で対象となるのは、2007-2012年モデルの『フィット』、2007-2008年モデルおよび2009-2012年モデルの『シティ』、2011年モデルの『理念S1』。中国で販売された、合計74万2493台がリコールに該当する。

《森脇稔》

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