【ホンダ S660 試乗】バイク乗りでもアツくなれる「マシンとの一体感」…二輪ジャーナリスト 青木タカオ

試乗記 国産車
モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオとホンダ S660
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  • ホンダ S660
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普段はオートバイに乗ってアレコレ言うバイクライターの自分だが、今回は話題のコンパクトスポーツカーに乗せていただく機会を得た。

ボンネットの低いミッドシップ・オープン2シーターで、切れ味鋭いボディサイドや横長のヘッドライトは、スポーツマインドあふれるもの。スポーツカーなど無縁な自分が果たして乗って楽しめるか不安になってくる。

運転席に座ると、その洗練された空間に胸の高鳴りを抑えられない。無駄のない機能的なコクピットは、モータースポーツ好きなら二輪/四輪の垣根なく興奮してしまう。

「3気筒ターボ」というバイクでは馴染みのないエンジンを始動させると、まずは落ち着いてラジオでも聴こうとスイッチを探すが見当たらない。まさか、ついていない……!?

そんなわけがないとアレコレ触ってみると、ステアリングスイッチだけで操作することがわかった。不慣れなのは許していただきたい。ドアスピーカーからようやく音楽が流れると、そのサウンドがとてもクリアなことにもいちいち驚く始末だ。

さて、いよいよ走ってみよう。まず、3~4速あたりで市街地を軽く流してみると、もう面白い! アクセルを軽く踏んだだけで軽やかに加速し、踏み込んだときのダッシュ力は相当なもの。

楽しくなって加減速を繰り返すと、エンジン音とともにバイクでは聞き慣れない「プシュッ」という過給圧のリリーフ音が背後でし、ますますエキサイティング。

ヒップポイントがかなり低くローアングルなため、スピード感が速度計で見る以上にあり、街乗りだけでも熱くなれる。

ハンドリングもクイックなためコーナリングや車線変更での身のこなしがじつに素早い。

クルマの動きが把握しやすいから、恐る恐る乗るというのではなく、最初からアクセルを踏み込んで、自分なりに楽しめてしまう。このマシンとの一体感は、まるでバイクを操っているかのようだ。

■5つ星評価(バイク乗りから見た)
パッケージング:★★★★★
インテリア:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
バイク乗りへのオススメ度:★★★★★

青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。国内外のモーターサイクルカルチャーに精通しており、取材経験はアメリカやヨーロッパはもちろん、アフリカや東南アジアにまで及ぶ。自らのMXレース活動や豊富な海外ツーリングで得たノウハウをもとに、独自の視点でオートバイを解説している。現在多くのバイク専門誌、一般誌、WEB媒体で活動中。Volkswagen ティグアンで、カーライフも楽しんでいる。
《青木タカオ》

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