VW ゴルフ R ヴァリアント 日本発売…高性能ワゴンの需要は少なからずある

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VW ゴルフ R ヴァリアント
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フォルクスワーゲングループジャパンは、「フォルクスワーゲンフェスト015」において、『ゴルフ R ヴァリアント』を発表した。ハイパフォーマンスのステーションワゴンには少なからずニーズがあると読んでの導入だ。

日本で販売されているステーションワゴンのモデルラインナップは決して多くない。そこにあえて、ハイパフォーマンスのステーションワゴンをなぜ投入したのか。

同社広報部スペシャリストの池畑浩さんは、「現在ステーションワゴンを希望されるユーザーの中には、ハイパフォーマンス、スポーティさを求める方が少なからずいる」とコメント。

そこで、「そういったニーズを持つお客様がいるのであれば、ドイツにその希望に見合う商品があるので、我々は積極的に商品を投入する」という。

年間販売台数について池畑さんは、「ゴルフハッチバックでは、全販売台数の約25%がGTIと『ゴルフR』で占めている。ハッチバックでもスポーツモデルの需要がこの程度はあるので、ステーションワゴンでもかなりの人気になるのではないか」と予想するが、559万円という高価格であることから、「こればかりはふたを開けてみないとわからないというのが正直なところ」と語った。

なお、導入を記念したローンチエディションを100台限定で販売することを踏まえ、「それなりの台数は狙っている」と期待を込めた。

ローンチエディションは、ブラックにブルーラインをあしらった19インチアルミホイールを装備。更に、サイドサポート部にカーボン風のテクスチャーを施したツートーンのナパレザーシートを採用し、価格は581万8000円で販売される。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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