トヨタ自動車の北米若者向けブランド、サイオンが4月、ニューヨークモーターショー15で初公開する新型車、サイオン『iA』。同車のスクープ写真が、海外の有力自動車メディアに掲載され、その正体が判明した。
これは、『オートモーティブニュース』に掲載されたもの。同メディアの契約カメラマンが、米国カリフォルニア州サンディエゴで、サイオンiAのスクープ撮影に成功。同メディアがその画像を入手し、読者に公開している。
サイオンiAは、サイオンブランドにとって、初のセダン。サイオンはこれまで、小型ハッチバックや2ドアクーペが主体のラインナップを展開してきた。4ドアセダンの投入で、新たな顧客層の獲得を狙う。
また、サイオンによると、iAは機能性を重視しつつ、スタイリングや運転する楽しさも求める若い顧客に向けたセダンになるという。
『オートモーティブニュース』に掲載されたサイオンiAのスクープ写真を見ると、そのボディラインなどから、ベース車両がマツダ『デミオ』のセダンと分かる。また、グリルやバンパー、ヘッドライト、テールランプなどは、デミオとは違うサイオンiA独自デザインになっているのが見て取れる。