ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)は、MINI 3ドアハッチバックをベースとしたハイパフォーマンスモデル『ジョン・クーパー・ワークス(JCW)』の注文受付を3月16日より開始した。
JCWは、バルブトロニックや高精度ダイレクトインジェクション、MINIツインパワーターボテクノロジー等を採用した新開発の2リットル4気筒エンジンを搭載。最高出力は先代モデル比約10%アップの231ps、最大トルクは350Nm(オーバーブースト時)を発揮する。AT車は、新設計のトランスミッションにより燃費を約25%向上(新欧州サイクル)、また、0-100km/hの加速は従来モデルより0.6秒速い6.1秒を達成している。
エクステリアは、JCW専用デザインのエアロキットを標準装備し、精悍さをアップ。そのほか、新開発のブレンボ社製ブレーキキャリパー、17インチJCW専用デザインのアロイホイールなどを装備する。
インテリアは、赤のステッチが入ったパドルシフト付(AT車)ステアリングホイールやスポーツシート、ヘッドレストなど、JCW専用仕様の各種アイテムを装備する。さらに、ステンレス仕上げの各ペダル、ドライバー用フットレスト、アンスラサイトのルーフライニングを標準装備。また、ヘッドアップディスプレイは速度のほか、エンジン回転数や最適なシフトタイミング等を表示する。
そのほか機能面では、カーブ走行をサポートするエレクトロニック・ディファレンシャル・ロック・コントロール(EDLC)、パフォーマンス・コントロールを備えたダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)を標準装備する。
価格は6速MTが398万円、6速ATが415万円。納車は5月末の予定。
またBMWジャパンは同日、2015年実施の全日本ラリー選手権へ参戦する「MINI クロスオーバー ラリーチーム」への協賛を発表。同チームは、ドライバー大橋逸夫選手、コドライバー三浦昴選手の両名で構成、「MINI JCWクロスオーバー」で参戦する。