スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットでのテスト中にクラッシュし、病院に緊急搬送されたフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が、25日に退院したことをチームが発表した。
今季2回目となるプレシーズン合同テストの最終日。マクラーレン・ホンダ『MP4-30』のテストを担当したアロンソだったが、突然の強風が影響しコースアウト。内側のコンクリートバリアに激突した。駆けつけたメディカルチームに救出されドクターヘリで病院へ向かったが、検査の結果異常はなかった。その後は経過観察のため数日間入院していた。
病院を出たアロンソは、家族が待つ自宅へ帰り、そのまましばらく療養するとのこと。従って、明日から始まる最終合同テストは欠席することもチームが明らかにした。
代わりにリザーブドライバーのケビン・マグヌッセンがドライブ予定でジェンソン・バトンとともに開幕戦に向けてのマシンの熟成につとめる。