ホンダは2月10日、都内の本社でF1参戦の記者会見を開いた。伊東孝紳社長は挨拶と会見で「ホンダのアイデンティティーのひとつはチャレンジだ。F1へのチャレンジをずっと継続したいと2年前に参戦を決めた」と、復活の決意を改めて表明した。
伊東社長は今回のF1参戦の意義について「新しく導入されたレギュレーションは、究極のエネルギーマネジメントであり、明日のホンダの技術に生かされる」と指摘。さらに「過酷なレースを通じて人材と技術が培われる」とも話した。
また、ホンダのコーポレートメッセージのキーワードが「夢」であることから「皆さんの期待に応えられるよう、夢の実現に向けて強い決意で臨む」と、初勝利への意気込みを述べた。