トヨタ自動車は1月30日に都内でモータースポーツ活動の発表会を開き、2017年に世界ラリー選手権(WRC)に復帰する計画を明らかにした。99年の撤退以来、18年ぶりの参戦となる。
ドイツに本拠を置くモータースポーツ子会社のTMGが開発する『ヤリス WRC』(ヤリス=日本名『ヴィッツ』)を参戦車両とする。発表会場には開発中のモデルも公開された。
すでに試乗したこともある豊田章男社長はこの車両について「18年恋い焦がれた彼女に会えた感じ」と語った。また、復帰については「トヨタがかつて参戦していたことが世界の多くの方の記憶に残っている。その記憶が消えないうちに参戦したかった」と述べた。
一方で18年ぶりの参戦となるために「1からの参戦というのが現実。一歩一歩準備を進めていきたい」と話した。

 
    



 
           
           
           
          
 
           
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