本田技研工業の二輪事業本部長・青山真二氏は、1月16日都内本社にて行われた新車発表会で、昨年(2014年)の「ホンダ二輪車の世界販売台数」を発表し、2013年比約105%、約1770万台であったことを明らかにした。
世界の二輪マーケットは緩やかな拡大傾向にあり、特にアセアンおよび南西アジア諸国での需要は旺盛。なかでもインドネシアにおいては、ホンダとして初めて500万台以上という数を達成したという。
またインドにおいても400万台を超え、この2か国だけで900万台という数。その巨大な需要に応えた形になる。
青山氏は一例としてインドを挙げ、現地でのこうした旺盛な需要に敏速に対応するために、2012年1月にテクニカルセンターをオープンし、需要のある現地で研究開発から品質管理まで一貫して行えるような体制を整えた成果だと話した。
今後も販売サービス網の拡充と連携しながら、さらにインドのユーザーに満足してもらえるような環境を整えていきたいとしている。