フォルクスワーゲンが11月18日、米国で開幕したロサンゼルスモーターショー14でワールドプレミアした『ゴルフ R ヴァリアント』。同車の公式映像が、ネット上で公開されている。
ゴルフ R ヴァリアントは、新型『ゴルフ ヴァリアント』の高性能グレード。すでにフォルクスワーゲンは、新型『ゴルフ』のハッチバックに、『ゴルフ R』を設定。今度はワゴンのヴァリアントにも、最強の「R」がラインナップされた。
パワートレインは、ハッチバックのゴルフR譲り。直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」エンジンは、欧州仕様の場合、最大出力300ps、最大トルク38.7kgmを引きだす。トランスミッションは、6速DSG。駆動方式は、4WDの4モーション。
ゴルフ R ヴァリアントの性能は、0-100km/h加速が5.1秒。これは、ハッチバックのゴルフR(欧州仕様)の0-100km/h加速4.9秒に対して、0.2秒差でしかない。最高速はハッチバック同様、250km/hでリミッターが作動する。
内外装は、ハッチバックのゴルフ R と同様の仕上げ。外観は、Rデザインのバンパーやハイグロスブラック仕上げのディフューザーなどが専用デザイン。室内には、アルカンターラとファブリックを組み合わせたスポーツシートなどが採用された。
フォルクスワーゲンが配信した公式映像では、ハッチバックとヴァリアントの2台の「R」が、ワインディングロードでカーチェイスを展開。ヴァリアントのドライバーには、WRC(世界ラリー選手権)を制したセバスチャン・オジェ選手を起用している。