米国の自動車大手、フォードモーターは11月4日、米国ラスベガスで開幕したSEMAショー14において、新型フォード『マスタング』の「RTR」を初公開した。「RTR」は2009年に誕生。先代マスタングに、高性能パッケージとして設定された。フォードモーターのモータースポーツ部門、フォードレーシングが、フォーミュラドリフトのチャンピオンとして知られるヴァン・ギッティンJr選手が率いるヴァン・ギッティン・モータースポーツと協力。レースから得たノウハウを注入して、高性能化が図られる。新型マスタングのRTRでは、チューニングの内容により、スペック1とスペック2が用意される。スペック1は外観を中心に、各種エアロパーツを装備。ステップ2では、サスペンションやブレーキの強化をはじめ、エンジンの吸排気系にチューニングが施される。さらにRTRでは、新型マスタングのエンジンに、オプションでスーパーチャージャーを用意。2.3リットル直列4気筒ガソリンターボ「エコブースト」は、最大出力が300hp以上へ向上。自然吸気の5.0リットルV型8気筒ガソリンでは、最大出力が725hpへ引き上げられた。新型マスタングのRTRは2015年1月から順次、全世界のフォードディーラーで販売される予定。
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