ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェのPHVスーパーカー、『918スパイダー』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行うことが分かった。
これは9月9日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。918スパイダーに関して、ポルシェの米国法人、ポルシェカーズオブノースアメリカから、リコールの届け出を受けたと公表している。
今回のリコールは、リアアクスルのコントロールアームの不具合が原因。NHTSAによると、走行中、突然コントロールアームが折れる可能性があり、車両が制御できなくなる恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2014年5月7日から2014年6月18日にかけて生産されたモデル。米国では5台が該当する。
ポルシェは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で点検を行い、コントロールアームを交換するリコール作業を実施するとしている。