フランスの自動車大手、プジョーは9月8日、『308 GT』の概要を明らかにした。実車は10月、フランスで開催されるパリモーターショー14で初公開される。
プジョー308は2007年、『307』の後継車として登場。欧州では2013年にモデルチェンジを受けて、2世代目に移行した。308 GTは新型308シリーズに、スポーツ仕様として追加される新グレード。
ボディタイプは、ハッチバックとステーションワゴンの「SW」。外観は、合計62個のLEDで構成されるヘッドライトを専用装備。リアバンパーのブラックラッカー仕上げのディフューザーと、ツインエグゾーストパイプも、308 GT専用となる。ボディカラーには、マグネティックブルーが専用色として用意された。
足回りには、18インチアルミホイールと、ミシュラン製「パイロット・スポーツ3」タイヤを装着。サスペンションは強化チューニングを受けており、車高はフロントが7mm、リアが10mm低められる。大径ブレーキも採用。
搭載エンジンは、ガソリンが直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「THP」。最大出力205ps、最大トルク29kgmを発生する。最大トルクは1750‐4500rpmで引き出される特性。トランスミッションは、6速MTを組み合わせている。