【テスラ モデルS 日本納車開始】EV用電池生産「ギガファクトリー以外考えていない」…イーロン・マスクCEO、パナとの関係強調

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テスラモーターズ イーロン・マスクCEO
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  • イーロン・マスクCEO(左)と、納車第一号オーナーとなったパナソニックの山田喜彦副社長(右)
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  • テスラモデルS 納車イベントの様子
  • テスラモデルS 納車イベントの様子

テスラモーターズは8日、EVセダン『モデルS』の日本での納車を開始した。同日、オーナーへの引き渡しイベントに出席したイーロン・マスクCEOは、EV用電池ユニットの生産について「米国のギガファクトリー以外では考えていない」と話した。

「ギガファクトリー」はパナソニックと協力し米国ネバダ州に建設する大規模電池工場。日本国内のパナソニック工場で生産されたセルを購入し、EV用の電池ユニットを組み上げることで生産数を確保する。

質疑応答の中で、中国などでの生産の可能性について聞かれたマスクCEOは「ギガファクトリー以外での生産は考えていない」と回答。さらに、「どこに需要があるか、そして輸送についても考えなければならない。現状(米国の)ギガファクトリー以外では考えていないが、実現するなら中国、そしてヨーロッパの順になるだろう」と述べた。

また、ギガファクトリーではテスラのEV向けが3分の2、残り3分の1については他社向けの電池ユニット生産にも対応できる体制を整える。

《宮崎壮人》

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