【スバル WRX S4/STI 新型発売】ピュアパワーを楽しむ、スポーツの快感をあらゆる人に…企画本部 高津氏

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スバル『WRX S4/STI』の開発コンセプトは、パワーとコントロールの究極バランスを実現するという想いを込め「Pure Power in Your Control」と設定された。

スバル商品企画本部、プロジェクトゼネラルマネージャーの高津益夫氏は「初代WRX は、WRCで勝つことを目的に1992年にデビューした。翌年からWRCに参戦し、95年から97年に日本メーカー初のマニュファクチャラーズタイトル3連覇を達成。2001年と2003年にはドライバーズタイトルを獲得するなど多くの実績を上げた。また、ニュルブルクリンク24時間レースへも参戦し、2011年と2012年のクラス優勝を果たしている」と初代からの歴史を振り返る。

そして「この経験から、勝つためにパワーは必要。しかしそれだけでは勝てない。勝つためにはパワーを使い切って、意のままに操れるコントロール性を実現し、クルマに対するコンフィデンス、信頼を高めることが何より重要であるということを学んだ」と高津氏は述べた。

その経験を踏まえ、今回の WRX シリーズ には「WRX の持つハイパワーを存分に引き出し、そのパワーを意のままに操れる安全で楽しいクルマを開発するという目標を掲げ、開発コンセプトをパワーとコントロールの究極バランスを実現するという想いを込めて、“Pure Power in Your Control”と設定した」(高津氏)と話す。

具体的には「まるでクルマが自分の体の一部、手足の延長になったような感覚だ」と高津氏。

続けて例を挙げながら「サーフボードやスキーなどのスポーツギアのポテンシャルを最大限に引き出して、気持ちの良いターンを決めたときの楽しさ、気持ち良さと同じ感覚だと思う。この感覚を、モータースポーツを楽しむ人たちはもちろん、それ以外の幅広くスポーツを愛する人たちにも知ってもらいたい。より多くの人たちにクルマを走らせる楽しさ、気持ち良さを伝えること、これこそが私が新型WRXに込めた想いだ」(高津氏)と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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