米国の自動車大手、フォードモーターは8月28日、新型フォード『マスタング』の生産を開始した。
2015年モデルとして登場した新型も、先代と同じく、米国ミシガン州のフラットロック組み立て工場において生産。新型が、6世代目のマスタングとなる。
また、新型マスタングは同車の50年の歴史において、初めて世界規模での輸出を予定。新型は今秋、米国市場で発売され、2015年には世界120か国以上へ投入される。
新型は、パフォーマンスとダイナミクスの両面で、新たな基準を打ち立てるべく開発。フォードモーターによると、世界基準のハンドリング、より正確なステアリング、快適な乗り心地を備えているという。
フォード・ジ・アメリカズのジョー・ハインリッチズ社長は、「マスタングは自動車の象徴的存在であり続ける。世界市場への拡大投入により、世界中の顧客が、マスタングの真の性能を体験することができるだろう」と述べている。