米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは7月31日、2014年第2四半期(4‐6月)決算を開示した。
同社の発表によると、第2四半期の売上高は7億6935万ドル(約790億円)。前年同期の4億0514万ドル対して、90%増と大きく増えた。これは、新型4ドアEVの『モデルS』の販売が、好調なことを受けたもの。
一方、第2四半期の最終損益は、6190万ドル(約63億円)の赤字。前年同期の3050万ドルの赤字から、赤字幅が拡大している。
赤字幅が拡大した要因は、新型車の研究開発費用がかさんだため。また、世界規模での販売ネットワークの整備に関する費用も増えた。
なお、第2四半期のモデルSの世界販売台数は、7579台。第2四半期のモデルSの生産台数は、8763台だった。同社は2014年、年間3万5000台以上の販売を見込んでいる。