レクサスは7月18日、2014年上半期(1-6月)の欧州新車販売(ロシアを含む)の結果を発表した。総販売台数は2万4586台。前年同期比は25.4%増と伸びた。
2万4586台のうち、西欧は1万3235台。前年同期比は33%増と大きく伸び、信用不安からの回復傾向を示す。
車種別の上半期実績では、『IS』が6923台と、最量販車に君臨。注目できるのは、最も売れたグレード。ハイブリッドの「IS300h」が5366台と、IS全体のおよそ77%を占めた。ディーゼルが主流の欧州市場で、ガソリンハイブリッドが支持を伸ばす。
ISに続いたのは、SUVの『RX』で、5944台。このうち、ハイブリッドは、およそ48%の2846台だった。RXに次いで売れたのは、『CT200h』。上半期実績は、4984台だった。
また、『GS』は2179台を販売。こちらも、ハイブリッドは1290台と、ハイブリッド比率が、約6割と高い。レクサスは、「2013年末にGS300hを追加した効果で、2014年上半期は前年同期比75%増の伸び」と説明している。