フォード、米国で燃費を訂正…最大10%下方修正

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フォード・フュージョン・ハイブリッド
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米国の自動車大手、フォードモーターは6月12日、米国で販売したハイブリッド車など6車種について、燃費データに誤りがあったとして、下方修正すると発表した。

今回の燃費データの誤りは、フォードモーターの社内テストで明らかになったもの。米国EPA(環境保護局)燃費の複合モードの燃費データに誤りがあったとして、燃費データの訂正を行っている。

燃費データを下方修正するのは、ガソリン車がフォード『フィエスタ』。ハイブリッド車が、『C-MAXハイブリッド』、『フュージョンハイブリッド』、リンカーン『MKZハイブリッド』。プラグインハイブリッド車(PHV)が、フォード『C-MAXエナジー』と『フュージョンエナジー』の合計6車種。

中でも、フュージョンハイブリッドは、米国EPA複合モード燃費を、従来の47マイル/ガロン(約20km/リットル)から、42マイル/ガロン(約17.8km/リットル)へ、およそ10%下方修正した。フュージョンハイブリッドは米国で、トヨタ『カムリハイブリッド』やホンダ『アコードハイブリッド』と競合。

フォードモーターのグローバル商品開発担当、ラジ・ネイアー副社長は、「これは我々の誤り。この問題を認め、対処する」とコメントしている。

《森脇稔》

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