日産 フェアレディZ NISMO、米国で2015年型…スポーツ性を向上

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日産 370Z NISMO(フェアレディZ NISMO)の2015年モデル
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日産自動車の米国法人、北米日産は5月16日(日本時間5月17日未明)、ノースカロライナ州で開幕したフェアレディZのファンイベント、「ZDAYZ」において、2015年モデルの『370Z NISMO』(日本名:『フェアレディZ NISMO』)を初公開した。

フェアレディZ NISMOは2013年6月に発売。NISMOの新ブランド戦略に基づいて開発された高性能プレミアムスポーツバージョンだ。『フェアレディZ』の持つ高い運動性能をベースに、空力特性に優れたエアロパーツを採用。3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンも355psへパワーアップし、スポーツドライビングのさらなる楽しさを提案したモデル。

今回発表された2015年型は、フェアレディZ NISMOにとって初の改良モデル。外観は、フロントを中心に変更を受けた。赤いリップスポイラーが特徴の新デザインのバンパーや、LEDデイタイムランニングライトを採用。北米日産は、「エアロパーツなど、『GT-R』をモチーフにした機能性向上を図った」と説明する。

サイドスカートやリアバンパーも新デザイン。NISMO製のリアスポイラーもデザインが見直され、サイズを小型化した。北米日産によると、前後のダウンフォースを引き上げているという。19インチのアルミホイールも形状が新しい。

室内は、レカロと共同開発したバケットシートを新採用。スポーツ走行時のホールド性を高めた。ブラック&レッドのレザーには、アルカンターラのアクセント入り。ステアリングホイールも、アルカンターラとレザーの組み合わせとした。

メカニズム面では、最大出力355psを発生する3.7リットルV型6気筒ガソリンエンジンはそのままに、改良版の7速ATを用意。シフトダウン時のレブマッチング機能、アダプティブシフトコントロール、パドルシフトによるマニュアルモードが付く。足回りは、サスペンションの設定が見直されている。

《森脇稔》

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