4月20日に開幕した北京モーターショーで、マツダは中国生産化を果たした『Mazda 6 ATENZA(アテンザ)』と『Mazda 3 AXELA(アクセラ)』を発表した。
「ここ中国では、昨年は『SKYACTIV 元年』として、アテンザの輸入車(日本から中国へ輸出車)、そしてCX-5の国産車(中国での生産車)を市場導入しました。待望のSKYACTIVE国産車第1号であるCX-5は、発売4か月で約3万台の受注をいただき、現在では、長安マツダの最量販車種となっています」と、マツダ専務執行役員/マツダ中国董事長の稲本信秀氏は言う。
実際に中国におけるマツダの販売は、3月末で前年比21.6%と大幅な伸びを見せた。そして、今回の2台の中国産モデルの追加により、中国には、CX-5、アクセラ、アテンザという中国産の3モデルが揃うことになった。
「中国市場で3モデルのスカイアクティブ国産車が出そろいますので、マツダは今年をスカイアクティブ開花年と位置付け、さらなるブランド力の強化と拡販に努めてまいります。また、SKYACTIV商品以外でも中国で人気のSUV・CX-7を国産化し、4WDターボを導入します」と稲本氏。
中国におけるアテンザの発売は5月6日より。価格は18.98~24.98万元。アクセラは、5月21日発売で12~17万元だという。