三菱自動車はバンコクモーターショー14に『バジェロ スポーツ』を出品した。
バジェロスポーツは、耐久性の優れたラダーフレーム構造を持つ本格オフロードSUVで、初代は日本でも『チャレンジャー』の名前で販売されていたモデル。現在では、東南アジアのほか、ロシアやブラジルなど、世界中で広くパジェロスポーツや『モンテロスポーツ』などの名前で販売が続いている世界戦略車で、車体の一部を同社のピックアップ乗用車『トライトン』と共有している。
タイで販売されているパジェロスポーツは、4WDモデルが2.5リットルディーゼルエンジンを搭載。2WDモデルは、3.0リットルガソリンエンジン、2.4リットルガソリンエンジン、2.5リットルディーゼルエンジンから選択が可能である。
日本ではほとんど姿を消したラダーフレーム構造の本格オフロードSUVだが、路面状況の悪い新興国などでは、人々の生活の足として広く親しまれているのである。