4月1日は、MINIにとって新車ラッシュの日。今度はMINIの英国法人が、画期的な燃料で走行できるMINIを発表した。
MINI UKによると、このMINIは『クーパー T』と命名。車名の「T」はティー(TEA)の意味。英国は紅茶の国として知られるが、クーパー Tは世界で初めて、紅茶の茶葉を使ったバイオ燃料で走行できる。
紅茶の茶葉入りのバイオ燃料では、紅茶1杯分で最大64kmを走行可能。ボディカラーは紅茶にちなんで、カモミールイエロー、アールグレイなどを設定。
また、「DAT」と呼ばれる安全装置も採用。これは、紅茶にビスケットを浸して食べるのが好きな人が、クーパーTの燃料タンクにビスケットを入れるのを防止するシステム。
クーパーTの開発を担当したIvana Kuppa博士は、「このプロジェクトは長年の取り組み。我々の優れた研究が、紅茶が理想的なバイオ燃料になることを証明した」と語っている。