3月28日から東京ビッグサイトで始まった第41回東京モーターサイクルショーで、スズキは市販モデル14台、参考出品車7台の合計21台を出展している。その主役的存在が、2月に国内販売を開始したフラッグシップモデル「隼(ハヤブサ)」だ。
ブースの最前列に、青/白、赤/白、黒/灰の、日本仕様で用意される全色を展示。すべて「見て、触れて、またがれる」展示方法としてあり、子供からベテランライダーまで、多くの人がフラッグシップの感触を全身で体感していた。
隼は1999年に欧州や北米などで販売を開始し、現行型は2代目。1339ccの水冷直列4気筒エンジンは、欧州仕様と同じ最高出力197PS、最大トルク15.8kgmを発揮。ライダーの好みに応じて出力特性を3つの中から選択できるS-DMS(スズキ・ドライブモードセレクター)も搭載する。
さらに日本仕様では、国内2輪車で初めてETC車載機を標準装備するなど、フラッグシップにふさわしい仕立てにも配慮がなされている。