【ジュネーブモーターショー14】ベントレー、フライングスパー に V8追加…4.0ツインターボは507ps

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ベントレー フライングスパー V8
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英国の高級車メーカー、ベントレーは2月25日、『フライングスパー V8』の概要を明らかにした。実車は3月、スイスで開催されるジュネーブモーターショー14でワールドプレミアされる。

現行『フライングスパー』は2013年3月、先代の『コンチネンタル フライングスパー』の後継車として、ジュネーブモーターショー13でデビュー。最速かつ最もパワフルな4ドアベントレーが、フライングスパーだ。

これまで、フライングスパーのエンジンは、6.0リットルW12ツインターボのみ。最大出力は625ps/6000rpm、最大トルクは81.6kgm/2000rpmを引き出し、0‐96km/h加速4.3秒、最高速322km/hと、4ドア屈指のパフォーマンスを実現していた。

ジュネーブモーターショー14で初公開されるフライングスパー V8は、シリーズ初のV型8気筒ガソリンエンジン搭載車。W12気筒モデルよりも価格を抑え、さらなる顧客層の拡大を目指す。

注目のV8エンジンは、『コンチネンタルGT V8』と基本的に共通。ベントレーの親会社、フォルクスワーゲンのグループ力を生かし、同グループ傘下のベントレーとアウディが共同開発した新世代V8ガソリンエンジンだ。

この直噴V型8気筒ガソリンエンジンは、排気量は4.0リットルで、2個のターボチャージャーで過給することにより、最大出力507ps、最大トルク67.3kgmを発生。トランスミッションは、ZF製の8速AT。駆動方式は、フルタイム4WD。フライングスパー V8は、0‐100km/h加速5.2秒、最高速295km/hの優れたパフォーマンスを実現している。

《森脇稔》

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