フォルクスワーゲン グループ ジャパン(VGJ)は、「ゴルフ」シリーズのフラッグシップモデル、新型『ゴルフR』を発表。2月20日より販売を開始する。
新型ゴルフRは、新開発の2リッターTSIエンジンと6速DSG、スポーツ走行向けにチューニングされた4輪駆動「4MOTION」を組み合わせ、最高出力は280ps(先代モデル比24ps増)、最大トルク(同50Nm増)380Nmを発生する。
また、ゴルフRでは初のアイドリングストップシステム「スタート/ストップシステム」やブレーキエネルギー回生システムで構成される「ブルーモーションテクノロジー」を搭載。燃費は先代モデルの12.4km/リットル(10・15モード)から14.4km/リットル(JC08モード)に向上するなど、パワーと環境性能を高次元で両立している。
エクステリアは、フロント部分に「R」専用の大型エアインテーク付きバンパーや「R」ロゴが入ったブラック塗装のフロントグリルを、リヤには、左右2本ずつ、計4本のクロームデュアルエキゾーストパイプやブラックのディフューザー(整流板)を装着。同様にインテリアも、フォルクスワーゲンR GmbHによる特別な仕立てが行われるなど、本格スポーツモデルとしての差別化が随所に取り入れられている。
また安全面では、オートクルーズシステムに全車速追従機能を追加したほか、レーンキープアシストシステムを装備。シティエマージェンシーブレーキや、エアバックの安全な作動をサポートする「プロアクティブ・オキュパント・プロテクション」など、さまざまな先進安全装備を搭載している。
価格は510万円。