ポルシェAGは、世界耐久選手権(WEC)およびルマン24時間レースに4台のワークスマシンで参戦すると発表した。
ポルシェは、2台の『919ハイブリッド』でルマン・プロトタイプ(LMP1)に挑む新たなワークスチームを「ポルシェ チーム」として登録。カーナンバーは14と20。また、2台の『911 RSR』でGTE Proクラスにエントリーするワークスチームの名称は、「ポルシェ チーム・マンタイ」。昨年1-2フィニッシュを達成した911 RSRは、今年も91と92のカーナンバーを付けてスタートする。
LMP1にエントリーするポルシェのワークスドライバー、ティモ・ベルンハルト(独)およびロマン・デュマ(仏)は、ともに2010年、アウディでルマン総合優勝を経験している実力者。ポルシェワークスは、両ドライバーを2台の919ハイブリッドに分散させる体制を取る。
なお、他4名のLMP1ポルシェ ワークスドライバーであるブレンドン・ハートレー(ニュージーランド)、ニール・ジャニ(スイス)、マルク・リーブ(独)およびマーク・ウェバー(豪)とのチームの組み合わせは未定。