米国の自動車最大手、GMの欧州部門のオペルは1月30日、スイスで3月に開催されるジュネーブモーターショー14において、『アストラOPCエクストリーム』を初公開すると発表した。
同車は、『アストラ』の高性能グレード、『アストラOPC』をベースに、さらなるパフォーマンスを追求したコンセプトカー。OPCとは、「オペル・パフォーマンス・センター」の略。オペルは2002年にも、同名のコンセプトカーを発表しており、今回は現行アストラOPCをベースに開発される。
アストラOPCエクストリームは、公道走行に必要な法規を満たしながら、歴代最速のアストラを提案した1台。OPCが精神として掲げる「ピュアパッション」が追求された。
オペルはアストラOPCのレーシングカー、『アストラOPCカップ』で、ドイツ・ニュルブルクリンク耐久選手権(VLN)に参戦してきた。アストラOPCエクストリームには、そのノウハウが注入されている。
現時点では、アストラOPCエクストリームの詳細は公表されていない。アストラOPCの2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジン(最大出力280ps)を、さらにパワーアップ。カーボンファイバー製パーツの採用により、車両重量の軽量化も図られると見られる。