全体相場は3日続落。
為替円高を嫌気し、輸出関連株を中心に売りが先行。後場入り後は中国・上海市場の下落も重しとなり、終日軟調な動きが続いた。月末に向けて本格化する第3四半期決算の内容を見極めたいとのムードが強い。
平均株価は前週末比92円78銭安の1万5641円68銭と続落。
自動車株は総じてしっかり。
日産自動車が4円高の962円と反発。フルモデルチェンジした新型「ティアナ」を発表。国内は2月5日発売で、世界販売台数は年間60万台を見込んでいる。
ホンダが15円高の4156円、トヨタ自動車が6円高の6206円と小反発。
ダイハツ工業、スズキ、日野自動車、いすゞ自動車が続伸。
こうした中、三菱自動車48円安の1232円と4日ぶりに反落。先週末にかけての3連騰で200円強上昇したとあって、利益確定売りに押される展開となった。
マツダ、富士重工業も反落。